川の字のこと
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乳児の予防接種の計画は大変である。
ポリオだ、BCGだ、三種混合だとあって、それぞれ、8日間は間をあけるとか、3週間は間をあけるとか、1ヶ月以内に二度目を接種とか、スケジュールが決まっているのである。
夏休みの宿題以上に計画的に接種を進めていかないといけない。
しかも、一部の接種は集団接種なので、タイミングがさらに限定される。
カレンダとにらめっこしながら、日を決めていくのだが、どうやっても他の注射と間隔と接種日のつじつまが合わないスケジュールになってしまった。
でも、やり直しは効かないのでしょうがない。お医者さんに相談して接種することになるだろう。
さらに最近は任意で受けた方がよいワクチンもあるというので、頭痛の種が増えていくしだいなのである。
当の本人は、いたって普通にスケジュールをこなしており、先日の2度目の三種混合も泣かないで帰ってきたそうである。
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息子も5ヶ月目に入り、そろそろ離乳食が視野に入ってくる時期ではある。
乳もたっぷり飲めているので、あせって始める必要はないのだが、初めての食事は、面白そうなので、スプーンでジュースを飲ませてみることにした。
ビーンスタークという赤ちゃん専用のジュースがあって、りんごジュースを試供品でもらっていたので、それをスプーンで息子の口元へ。
何のことかわかっていない半開きの口にりんごジュースを入れると、苦いものを食べたような何とも言えない表情をした。その後、吐き出すかと思ったが、意を決したように飲み込んだ。
初めて、意識的に母乳やミルク以外のものを飲ませてみたのだが、意外に感動的な光景であった。
飲んだのはスプーンで3杯なので、残ったりんごジュースは両親が飲んだのだが、薄味だったので、両親も息子と同じ顔になった。
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入浴時、これまではひざの上で寝かせて体を洗っていた。
普段、抱くときは、とっくに立て抱きになっているのに、ずっと横抱きの体勢だったわけである。
だんだんひざの上に収まってこなくなったので、風呂でもひざの上に座らせて、体を洗うことにした。
問題は、頭を流すときである。
顔をぬらさずに流す方法がないか。
良い案が思い浮かばなかったので、普通に頭からシャワーをぶっ掛けることにした。
やってみると、すぐの間は何が起こったのかわからずに、じっとしているが、やがて泣き出した。父親も納得の泣きだ。
立て洗いは、頭を流す事を除いては、とても都合がよい。
まもなく5日目だが、頭を流すと泣くのはデフォルトになりつつある。
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家にいるときは、だいたい、息子を泣かせるのが父親で、泣いて泣いてしょうがない子供をあやしてくれるのが母親、という役回りが多い。
そのため、泣いてしょうがないときは、つい、カミさんに助けを求めてしまう。
一方、これは、カミさんにとっては、違和感があることのようなのだ。
なぜなら、カミさんは日中、何をやっても息子が泣きやまない、という経験を何度もしているので、泣いているからといって、あやせば泣き止むというわけにはいかないと思っているのだ。
普段、家にいないので、そういった部分を理解できていないのは、申し訳ないことだと思う。
と書いたら、「 何をやっても泣き止まないという事はこの頃ありません。」と言われてしまいました。
もう、まったく、立つ瀬がありません。
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