迂回のこと
台所は息子にとって興味の対象である。
しかし、台所用品は危ないものが多いし、引き出しで怪我をしそうなので、立ち入らないようにしている。
とはいっても、特別な障害物を置ける状態ではないので、万里の長城を越える騎馬民族のように、しばしば侵入を許している。
今日も息子を防ごうと体を張って防御した。まあ、息子を通せんぼするように寝そべったわけである。
いままでならば、それでも突撃してきて、通れないことに抗議の声を上げるのであるが、何も言わずに足下を迂回するように進んでいくではないか。
義経の一の谷の戦いのような見事な迂回運動を見せていただいた。
もちろん、平家のように奇襲を受けたわけではないので、台所に侵入される直前で、息子を食い止め、居間に戻ってもらった。
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コメント
「ここを通りたくば父を乗り越えてゆけ!」というところですが、うちの子はあっさり毎日父を乗り越えてゆきます。
投稿: 金澤 | 2009年8月27日 (木) 23時09分
父親を乗り越えようとするときは、最も楽な場所、山道で言えば、峠の部分を乗り越えていきます。
すなわち、首筋です。
投稿: 波泳兼光 | 2009年8月27日 (木) 23時55分
ハードルは低い方がいーよ。
うちの父親見てると、つくづくそう思う。
まぁ、それで育った子は、この程度のもんだが‥‥。
この程度のもんだが、この程度には育つから。
投稿: しの | 2009年9月16日 (水) 13時16分